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鉛作業主任者技能講習

資格

「鉛作業主任者技能講習」を受講してきました

令和4年7月30日(土)・31日(日)に「技術技能講習センター株式会社」が行なっている「鉛作業主任者技能講習」を千葉県千葉市中央区千葉港にある「千葉県経営者会館」で受講してきました。

費用は、2日間で、13,360円(受講料 11,600円+テキスト代1,760円)でした。

講習初日は、8時20分集合で、9:00〜16:30までの講習時間で、2日目の最後に試験を行うという流れでした。

受付は2Fで行っていて、写真を添付した書類と資格証を統合する方は資格証を提出して、受講票に書かれた番号と同じ番号の机に座るスタイルでした。手首の検温・手指消毒は特になく自主的に行う感じでした。

講義は、基本的にテキストを読んでスライドで進める感じで、初日の講師の方は試験に出る大事な場所は線を引いたりする感じはなく、2日目の講師の方は、しっかり試験の予行演習をしてくれたので助かりました。

室内は、エアコンで温度調整もしつつ換気のため窓を開けていたので、寒くもなく暑くもなくちょうどいい感じでした。座席の感覚は、ちょっと狭かったです。

■講義内容

■1日目
1時限目 「鉛とは」「労働衛生の3管理と作業主任者の職務」
2時限目 「作業主任者として求められる役割」「鉛による健康障害及びその予防措置」
3時限目 「鉛による健康障害」
4時限目 「関係法令」
5時限目 「関係法令」
6時限目 「関係法令」

■2日目
1時限目 「作業環境改善方法」
2時限目 「作業環境改善方法」
3時限目 「保護具に関する知識」 
     「修了試験」

■修了試験

修了試験は、
「健康障害及びその予防措置に関する知識」 5問
「作業環境改善方法に関する知識」 5問
「保護具に関する知識」5問
「関係法令」 5問
の合計20問の四肢択一で、各部門40%以上、全体で60%以上正解なら合格です。

問題は、やや難しめで不合格者も数名呼ばれて別室で再試験を行っていました。

試験が終了したら、問題用紙と答案用紙を前にいる係員に渡して廊下で静かに待機です。
全員が試験を終え、教室に戻り採点が終わるのを待って、合格している人は番号順に呼ばれて、修了証をもらって印鑑を押して講習終了(14:50頃)です。

2日間の講習を終えて、千葉周辺でランチと散策してから家路につきました。

講習会場周辺の駐車場

会場となっている「千葉県経営者会館」の近くに大きな駐車場がありました。講習を受講している人の大半はこちらの駐車場を利用しているようでした。

「鉛作業主任者技能講習」とは

鉛業務に従事する労働者が鉛や鉛化合物により汚染されないよう労働者を指揮し、汚染された場合にはその汚染を除去させること、局所排気装置を点検すること、呼吸用保護具の使用状況を監視すること等の職務を行うことにより、労働者が健康被害を被ることのないようにする重要な役割を担っています。

■受講資格・講習科目

■受講資格
制限なし

■講習科目
① 鉛による健康障害及びその予防措置に関する知識(3時間)
② 作業環境の改善方法に関する知識(3時間)
③ 保護具に関する知識(1時間)
④ 関係法令(3時間)
⑤ 修了試験(1時間)

まとめ

「鉛作業主任者」は、作業に従事する労働者が鉛や焼結鋼などに対しての作業方法の決定・指揮、換気装置の点検、退避指示、検査指示、汚染の除去などを行います。

鉛や銅などの精錬、鉛蓄電池などの製造工程作業、半田付け作業を行うときは、「鉛作業主任者」を配置しなくてはならないため、有資格者は優遇されることが多いようです。

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