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石綿作業主任者技能講習

資格

「石綿作業主任者技能講習」を受講してきました

令和4年9月17日(土)・18日(日)に「技術技能講習センター株式会社」が行なっている「石綿作業主任者技能講習」を神奈川県横浜市中区関内にある「技術技能講習センター 神奈川会場」で受講してきました。

費用は、2日間で、13,880円(受講料11,900円+テキスト代1,980円)でした。

講習初日は、8時20分集合で、8:50〜16:30までの講習時間で、2日目は9:00〜15:20で最後に修了試験を行うという流れでした。

受付は3F階段踊り場で行っていて、検温・手指消毒をして係員に、写真を添付した書類と資格証を統合する方は資格証を提出して、受講番号によって3F教室と4F教室に別れて移動し受講票に書かれた番号と同じ番号の机に座るスタイルでした。

講義は、基本的にスライドで進めてテキストを読む感じで、初日の講師の方は試験に出る大事な場所は線を引かせたり最後に復習をしてくれました。2日目の講師の方も、スライドで進めてテキストを読む感じで講義を進めていましたが、重要な箇所に線を引くのは多かったですが、試験箇所は口頭で数回繰り返し話してくれたので助かりました。

室内は、エアコンで温度調整もしつつ換気のため窓を開けていましたが、半袖シャツだけでは少し肌寒かったので、長袖のシャツを着て受講しました。座席の間隔は、ちょっと狭く窓際の席だったこともあり出入りがしづらかったです。

喫煙所は、ビル5F屋上になっていて、電話をする人も屋上でするようにとのことでした。

■講義内容

■1日目
1時限目 「石綿の基礎知識」「作業環境の改善方法」
2時限目 「石綿のばく露防止対策」
3時限目 「石綿のばく露防止対策」
4時限目 「保護具に関する知識」
5時限目 「保護具に関する知識」

■2日目
1時限目 「健康障害予防の知識」
2時限目 「健康障害予防の知識」
3時限目  「関係法令」 
4時限目 「関係法令」
      修了試験

■修了試験

修了試験は、
「健康障害予防の知識」 5問
「作業環境改善方法に関する知識」 5問
「保護具に関する知識」5問
「関係法令」 5問
の合計20問の三肢択一で、各部門40%以上、全体で60%以上正解なら合格です。

問題は、講義をきちんと聴講していれば、きちんと出来る感じでしたが、少し難しい印象でした。
試験が終了したら、問題用紙と答案用紙を前にいる係員に渡して教室や廊下で静かに待機です。
全員が試験を終え、教室に戻り採点が終わるのを待って、合格している人は番号順に呼ばれて、修了証をもらって印鑑を押して講習終了(15:05頃)です。

不合格者は、10名ほど受講番号を呼ばれて、合格者が資格証を渡されてる間教室で待機して、合格者が帰った後別室に集められていました。

2日間の講習を終えて、横浜中華街周辺でランチと散策する予定でしたが、台風の影響で強風と大雨が凄かったので、雨宿りをして雨が弱くなった隙に帰宅しました。

■講習会場周辺の駐車場

会場となっている「技術技能講習センター 神奈川会場」の目の前に大きなコインパーキングがありましたが、駐車料金が高かったので、会場から歩いて2〜3分の所にある「羽衣・伊勢佐木地下駐車場」が近辺では1番安い感じでした。

「技術技能講習センター 神奈川会場」の目の前に大きなコインパーキングは、1日最大2,500円となっていました。

「石綿作業主任者技能講習」とは

石綿等が使用されている建築物や工作物で、解体等の作業をする場合や石綿取扱いの作業に従事する際に必要となる資格です。

「石綿特別教育」を受講修了すると、石綿取扱作業従事者として作業をすることが可能となります。
「石綿技能講習」を受講すると労働者を指導する立場、「石綿作業主任者」として現場で作業できるようになります。

「特別教育」は、修了試験があるわけではないので、比較的容易に資格を取得することが可能ですが、「技能講習」は講習修了後に修了試験があるので特別教育よりも少し難易度が上がります。

まとめ

「石綿作業主任者技能講習」を修了することにより、石綿作業主任者としての職務に就くことができます。
石綿作業従事者が危険にさらされないように作業の方法を決定し、排気・換気設備の点検、保護具の使用状況の監視および労働者への作業指揮、退避指示、汚染の除去などを行います。

自分の身を守るためだけでなく、周りの作業員の命を守るためにも、これから石綿取扱作業に従事される方は真剣に講習を受けるようにしましょう。

コツコツS2000LIFE! 鉛作業主任者技能講習

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