KAROマット新調
年末に注文したKAROマットが出来たと連絡が来たので、早速ASMに取りに行ってきました。
2011年に買ってから、約10年ぶりにKAROマットを新調しました。
■KAROマットを交換した理由
今使っている「シザル」は、天然素材のシザル麻で麻の中でも傑出した耐久性を誇っていると謳っているものの、流石に10年10万kmも乗ってると痛んできてしまいます。
洗って使おうかとも思ったのですが、洗って使うことをあまり推奨していないようだったし、マットが汚れているとどうしてもくたびれた感が出てしまい気分も上がりません。
たまに乗る時くらい気持ちよく乗りたいし、10年乗ってきた節目でもあるので、思い切って新しくマットを新調することにしました。
■KAROマットを選んだ理由
マットを新調するとなって、ネットでいろいろとS2000に合いそうなマットを探してみました。
良さそうだと思ったのは、「ホンダアクセスの復刻版フロアカーペットマット」(写真左)と「ASM KAROマット(S2000用)」(写真右)の2つでした。
ホンダアクセスの復刻版フロアカーペットマットの特徴は、
- 定番アイテムをリメイク
- 各席ともにフロアの段差を覆うために前後2分割とし、足元の快適性を高めている
- 裏面はズレ防止加工を施し、専用ホルダーも装備
- エンブレムはオリジナルデザインをリファインし、20周年記念ロゴ入り
- 価格は、¥30,800(税込み)
デビューから20年以上の歳月を経た現在でも深い愛情をもって所有しているオーナーの気持ちに応えてHonda純正用品を新開発してくれたものだけに、Hondaの熱いこだわりを感じます。
足元に保護シートがないのでマットの傷みが早そうな感じがしましたが、純正クオリティのフィット感や安心感があるのと、価格がKAROマットより安いのは良いポイントだと思いました。
一方、ASM KAROマット(S2000用)の特徴は、
- RECARO社製ベースフレームに対応したカット形状
- RECAROウルトラローポジションベースフレームのロックを妨げることがない適正化した形状
- RECAROフルバケットシートで固定される着座位置に対応した黒い保護シート
- 全体を長く覆う形状なのでフロアをきちんと保護
- 破れる可能性を少なくするために前方向の長さを短くしている
- ASMエンブレム/赤Wステッチ
- 価格は、「シザル」で34,100円(税込み)
RECARO&S2000専門店のASMらしいこだわりの作りになっています。
どちらも凄いこだわりを感じるので、どちらか選ぶのに迷いましたが、
下記の理由から「ASM KAROマット(S2000用)」に決めました。
- RECAROシート装着車には、ぴったりフィットすること
- 足元に黒い保護シートがあるので耐久性がありそうなこと
- フロア全体を長くきちんと保護していて、若干防音性が良さそうなこと
- 赤Wステッチが好きなこと
- 10年使うことを考えれば、価格差はそれほど大きくないこと
■KAROマットとASM仕様の違い
40年の歴史を持つ自動車用フロアマットの定番ブランド『KARO』をベースに、「赤Wステッチ」と「マットシルバーのASMプレート」を採用しているのがASM KAROマットです。
■マットの素材選び
KAROマットには、
- SISAL(シザル)
- QUEST(クエスト)
- KRONE(クローネ)
- WOOLY prime(ウーリープライム)
- FLAXY(フラクシー)
の5種類のマットがあります。
今使っているのは、「シザル」という天然素材のシザル麻を使ったマットです。
●「シザル」の特徴
- 麻の中でも突出した耐久性を誇っている
- 防音、防炎、耐久性はもとより、天然繊維がゆえに静電気をも寄せつけない
- 独自に開発した特殊染色技術により、天然素材のもつ独特の光沢に加え、品格を持った鮮やかな色彩を表現
- カラーバリエーションが豊富(11色)
下段左「ブラック / ブラック」、下段中「ライム / ブラック」、下段右「ブルー / ブラック」
オープンカーは、インテリアもエクステリアパーツみたいところがあると思うので、鮮やかな色彩のマットを選ぶと、オープン時の外からの見え方を含めかなり満足度が高いんですよね。
なので、今回も「シザル」にしようかと思ったのですが、少し落ち着いた雰囲気にしたかったのと、違う素材のマットにも興味があったので、今回は「シザル」以外から選ぶことにしました。
ただ、「シザル」を選んだ時は、「Ruby」にしたと思います。
●「フラクシー」の特徴
- コシのある特殊化学繊維をループ織りに仕上げ、明るく鮮やかなカラーとブラックのグラデーションが美しいチェック柄に仕上げたカーマット
- ウール調の中でも最も高い発色性を持ち、清潔感のあるカラートーンは足元を明るくする
- 防音性や防炎性にも優れる
- 多彩なカラーバリエーション(5色)で、車内の雰囲気を華やかにスタイリッシュに演出
- 裏加工のラバーフォームを増量したことで防音(吸音)効果も向上
ASMで「フラクシー」のサンプルを見た時に、見た感じが自分の好みではなかったので、まず初めに候補から外れました。
●「クエスト」の特徴
- KAROが開発した特殊化学繊維にカット&ループ製法を施し、長い毛足と豊かなボリュームを実現した最高グレードのカーマット
- 高密度で丹念に織り上げられたマットは、抜群の防音・断熱効果がある
- 車内を静寂で快適な空間にして、圧倒的なボリュームを持って重厚な車格を演出する
- SG加工(汚れがつきにくくする防汚加工)を施しているため、汚れや油分をはじく
- 裏加工のラバーフォームを増量したことで防音(吸音)効果も向上
「クエスト」のサンプルを見た時、防音性がすごく良さそうな感じはしたのですが、毛がふさふさしすぎていて何となくS2000には合わなそうな感じがしたので、「クエスト」も候補から外しました。
●「ウーリープライム」の特徴
- 特殊化学繊維で天然ウールの高級感、豊かな風合いを表現するウーリーの上位後継新タイプ
- しっとりとした光沢を放ち、光の角度によって様々な表情を見せてくれる品格のあるチェック柄デザイン
- 実用的で耐久力のある特殊化学繊維の特性を活かしつつ、密度を高くボリューム感を出し贅沢に織り上げている
- SG加工(汚れがつきにくくする防汚加工)を施しているため、汚れや油分をはじく
- 裏加工のラバーフォームを増量したことで防音(吸音)効果も向上している
●「クローネ」の特徴
- 天然ウールのようなしなやかでソフトな質感が魅力
- 特殊化学繊維の特長ともいうべき実用性と耐久性に優れている
- 素材の持つふたつの長所を調和させて織り上げている
- 上品でシンプルなツイード調の織り柄でボディカラーや内装色を選ばない
- 防音性や防炎性にも優れている
- SG加工(汚れがつきにくくする防汚加工)を施しているため、汚れや油分をはじく
- 裏加工のラバーフォームを増量したことで防音(吸音)効果も向上している
ASMでサンプルを見た感じと触った時の触感が良かったのが、「ウーリープライム」と「クローネ」だったのですが、どちらもいい質感だったので、どちらにするか結構迷いました。
あれこれ迷っている時に、金山さんから「クローネ」は
- 天然ウールのようにしなやかな肌触りで、マットの底付感がなく長距離移動時の疲労軽減にもっとも効果的な素材であること
- KARO社長の愛車には、「クローネ」のツイードボルドー色が装着されている
と聞いて、
KAROの社長が選ぶくらいだから「クローネ」はいいものなんだろうなと思ったのと、
今はコロナであまり外出していませんが、もともとS2000で日本各地をドライブするのが好きなので、「マットの底付感がなく長距離移動時の疲労軽減にもっとも効果的な素材であること」が決め手になり「クローネ」のツイードブラックに決めました。
■実際に装着してみての感想
交換してからASMの帰り道でしか乗っていないので、まだそんなに距離を走っていませんが、第一印象で感じたことを簡単にまとめてみました。
- 落ち着いた車内の雰囲気になって良かった。
- 表面がシザルよりソフトで厚みがあるので、触り心地が良かった。
- オープン走行時でも、雑音が少し減って気持ち静かになったように感じた。
- 掃除機で掃除出来るので、メンテナンスはしやすそうだと思った。
- 運転中、足を置く場所はゴムマットの上がほとんどなので、踵から伝わる感触はあまり変化を感じなかった。
- コロナがおさまったら、長距離ドライブをして疲労軽減効果がどのくらいか?試してみたい
ASM KAROマットクローネBK S2000 42,900円(税込47,190円)
交換して良かったですが、やはり消費税10%の威力を感じますね(涙)
ASMブログ 意外と知らない?KAROマットの魅力
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