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車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習

資格

「車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習」を受講してきました

令和3年9月9日(木)・10日(金)に、「佐倉クレーン学校」で「車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習」を受講してきました。

移動式クレーン運転士免許証所持者の2日間・9時間コースで、費用はテキスト代込み45,650円でした。

「大型特殊自動車免許」・「車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び堀削用)運転技能講習修了証」・「車両系建設機械(解体用)運転技能講習修了証」・「不整地運搬車運転技能講習修了証」のいづれか1つ所持している人は、4日間・25時間コースで、費用はテキスト代込み96,250円となっています。

講習の日程は、初日は8時20分に受付開始して、8時40分〜17時50分までの8時限講習で、2日目は8時40分〜11時50分までの3時限講習でした。

9時間コースということで、学科試験や実技検定など含めると2日目の15時くらいに終わるだろうと予想していたのですが、授業間の休憩が5分、昼休みが40分と休み時間を短めにして、1日に8時限授業を行っていたおかげで、2日目の午前中で講習は終わりでした。

学科の内容は、1・2時限目は基礎工事用機械の作業関係について、3時限目は、基礎工事作業一般について、4時限目は法令関係についてサラッと行いました。

このコースを受講している人達は、「移動式クレーン運転士免許証所持者」なので、もう知っているからいいよねという感じで、けっこう端折って授業は進めていました。

ただ、試験に出る所は念入りに教えてくれるので、授業を普通に聴いていれば午後一にある学科試験はほぼ全員合格出来る感じの試験でした。

昼休みは、40分間と他の講習と比べるとかなり短めで、外に食べに行くには時間的に厳しい感じでした。車で5分くらいの所にすき家がありましたが、ご飯を急いで食べるのは嫌なので食堂でのお弁当にしました。

昼食後の学科試験は、授業で教わった所から出ていたこともあり比較的やさしかったです。
なので、全員10分くらいで終わってしまったのですが、残りの時間を実技講習にあてて、その分早く講習を終わらしてくれました。

講習初日は、パラパラと雨が降っていましたがそれほど寒くもなく、2日目は気持ちよく晴れて気温もちょうどよくて、他の方が運転している間の待機時間は、今回はそれほど大変ではありませんでした。

機械に乗る前の安全確認は、どれも全く同じで周囲の安全を確認してからです。
技術検定の課題としては、

  • オーガを上げて、前進
  • 杭の中(赤い筒)にオーガを入れる
  • オーガを上げて後進、元の位置に戻る

という、シンプルなものでした。
次に運転する人は、前進やオーガ上げ下げなど合図係をします。

今回の基礎工事用機械の基本操作は、移動式クレーンと似たような感じだったので、それほど戸惑うこともなく運転することが出来ました。

■実技講習の流れ

ー 初日実技講習(乗車時間)ー

  1. 各操作レバー・操作の説明を受けながら実際に動かしてみる(約10分)
    安全確認・指差呼称を確実にする
  2. 走行[前進・後進](約2分)
  3. 実技検定練習(約10分)

ー 2日目実技講習(乗車時間)ー

  1. 検定練習(約7分)
  2. 検定練習(約6分)
  3. 実技検定[4分30秒を過ぎると減点]

※機械に乗る前は、合図者を行います。

機械を運転している時間は、合計すると約35分ほどですが、運転する前に合図者として運転している人に合図を出していくので、ほどよく順番も回ってきて操作の順序や流れもすぐ覚えることが出来ました。

同じ受講生も「移動式クレーン運転士免許」を持っているということもあり、みんなすぐにスムーズに動かしていました。

今回の技能講習は、特に問題もなく全員合格して、予定よりも早く11時頃には資格証を取得出来ました。

10月からは、平日にあまり休めなくなるということもあって、それまでにかなり詰めて資格取得をしてきました。
今後は、資金も貯めつつ平日休みを取りやすくなる3月過ぎからまた再開しようかなと思っています。

予定よりかなり早く終わったので、佐倉市を少しだけ散策して帰宅しました。

■宿泊

今回の講習会会場が、千葉県佐倉市で講習が2日間だったこともあり「佐倉クレーン学校」と提携している「佐倉第一ホテル」で宿泊をしました。宿泊料金は、一泊素泊まり5,400円でした。

ベッドが柔らかめで腰が痛くなったことと、壁が薄いのか?廊下での話し声とかまあまあ入ってくるので、気になる人はAirPods Proなど持っていかれると良いかもしれません。

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車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習とは

「車両系建設機械 (基礎工事用)運転技能講習」とは、機体重量が3t以上の基礎工事用機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務です。

具体的には、機体重量3t以上の三点支持式くい打機、アースドリル、バイブロ、せん孔機、懸垂式くい打機、アースオーガー、リバースサーキュレーションドリル等を操作する事が可能になります。

使用用途によって分類される「車両系建設機械」の資格ですが、今回受講した「基礎工事用」以外にも「解体用」と、「整地・運搬・積込み用及び掘削用」では資格が異なるので、目的に合った講習を受ける必要があります。

「車両系建設機械 (基礎工事用)運転技能講習」の受講条件・試験の難易度

車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習」は、普通・準中型・中型または大型自動車免許証の所持者で、建設機械運転経験が満18歳になってから3ヶ月以上ある方なら取得できる資格です。

しかし、他の車両系建設機械の運転技能講習修了証を一つ取得してからか、「移動式クレーン運転士免許証」を取得してからこの資格取得を目指した方が、より簡単に取得出来ると思います。

学科試験は、他の技能講習の学科試験と同じくらいで、難易度はあまり高くありません。
実技試験も、課題がそれほど複雑ではなく機械の操作もそれほど難しくないので、解体用とかよりやさしいと思います。

ただ、今回受講したコースは「移動式クレーン運転士免許証」を取得した人たちしかいない関係上、端折った説明でも理解できる人達ばかりだったこともあって、優しく感じてしまったのかもしれません。

私のように普段重機に乗ることがない方でも、真面目に講習を受講していれば比較的楽に取得できる資格だと思います。

まとめ

車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習」は、建物を建設する時に必ず必要な基礎を作るための業務に必要な資格です。

講師の話では、「車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習」を取得する人が他の「車両系建設機械」の資格を取得するより少ないので建設・土木業界で需要のある資格であること、建物を作る時に基礎は必ず必要なので食いっぱぐれることがないからおすすめと話していたことが印象的でした。

他の資格と組み合わせることで、幅広い領域で活躍できる可能性があります。
全国各地の教習所で受講出来ますが、経験や保有資格によって対応できる教習所が限られている場合があるので、受講時間や料金などあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

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