「ASM K-TECH クラッチキット」に交換しました
令和5年5月21日(日)「ASM K-TECH クラッチキット」への交換とその他諸々のメンテナンスのためASMに行ってきました。
高速1号羽田線高速大師橋の工事で5月27日(土)から6月10日(土)までの2週間、高速1号羽田線が終日通行止めになってしまうので、この期間中にASMに行く時はルートを変更しないとダメですね。
新しくなる前の古い大師橋を何となく撮影出来たので良かったです。
■ASM K-TECH クラッチキット
前回のブレーキ関連のメンテナンス時に、メカニックの阿部君からクラッチがもう終わってるから早めに交換した方が良いですよとアドバイスをして頂いたので、今回「ASM K-TECH クラッチキット」への交換となりました。
2013年頃「TODA超軽量クロモリフライホイール」「ASM SREクラッチディスク(オーガニック)」に交換した以来となるクラッチ系のリフレッシュメンテナンスとなりました。
ASMに到着後、あいさつもそこそこにすぐにリフトへ。
まず床下のエアロパーツから外されていきました。
床下エアロも装着して10年近く経ちますが、多少の擦り傷はあるもののまだまだ健在です。
外された「TODA超軽量クロモリフライホイール」と「ASM SREクラッチディスク」、約10年間よく頑張ってくれました。
「ASM SREクラッチディスク」は、少し唐突に繋がる感じと「TODA超軽量クロモリフライホイール」の回転落ちの速さと相まってか、バック時はよくエンストしました。
「TODA超軽量クロモリフライホイール」の重量は3.8kg。
吹け上がりのレスポンスは気持ち良いけど、回転落ちも速いので、街中でのんびりシフトしたい時にはあまり向いてなかったですが、サーキット走行では気持ちよくシフト出来ました。
「ASM K-TECH クラッチキット」のフライホイールの重量は4.6kgと戸田と比べると約800gの重量増でした。
まだASMからの帰り道の50kmほどしか運転していませんが、レスポンスはそれほど変わらない印象ですが、回転落ちが少し緩やかになったので、街中ののんびりシフトも快適に出来るようになりました。
車庫入れ時もアイドリングだけで普通に出来るようになったので、多少帰る時間が遅くなっても精神的に楽になりますね。
■フライホイール 重量比較
戸田レーシング 3.8kg
Spoon 4.2kg
ASM K-TECH クラッチキット 4.6kg
AP1純正 6.3kg
AP2純正 9.5㎏
「ASM K-TECH クラッチキット」のクラッチディスクの重量は1.21kg、ASM SREクラッチディスク(オーガニック)の重量は1.14kgと同じくらいの重さでした。
繋がる時の唐突さは無くなって、少し幅が出来たような感じで発進やバックする時が楽になりました。
クラッチカバーやベアリングガイド、レリーズベアリング、クラッチスレーブシリンダー、レリーズフォーク等の交換により、クラッチを踏む踏力が、今までの1/3以下くらいに軽くなりました。
踏み込んだ時は軽くて拍子抜けしましたが、繋がる時は純正のような自然な繋がりで違和感はなかったです。帰りの高速で渋滞に巻き込まれましたが、左足はだいぶ楽チンでした。
■「ASM K-TECH クラッチキット」感想
- 吹け上がりは今までとあまり変わらないが、回転落ちが多少緩やかになったので、街中ののんびりシフトがしやすくなった
- 車庫入れ時もアクセルを煽らずアイドリングだけで普通に出来るようになった
- 繋がる時の唐突さは無くなって、少し幅が出来た印象
- クラッチを踏む踏力が、今までの1/3以下くらいに軽くなった
ASMブログ ASM K-TECH Cluch Kit
■ASM G.T WORKS GENROM (AP2)
富士スピードウェイでの走行中に『コーナー進入時と脱出時に変なブレーキの介入や失速感がすごい気になる』と金山さんに相談したところ、VSAの介入による症状とのことでした。
最新の「ASM G.T WORKS GENROM (AP2)」をインストールをするとVSAを完全にOFFに出来るので、症状を改善出来るとのことでした。
ただ、大湯選手の二郎君やHさんのHaltech号を試乗させてもらった経験から「GENROM」ではなく 「Haltech」を導入してみたかったので、メカニックの阿部君に相談したところAP2は1から作らないといけないのでとても時間がかかるとのことと、いろいろと大人の事情も絡んでいるようだったのでAP2の「Haltech」はまだまだ難しそうでした。
そのため、今回は「Haltech」の導入は諦めてすぐに症状を改善出来る「ASM G.T WORKS GENROM (AP2)」をインストールすることにしました。
帰り道だけの感想ですが、ハイカムへの切り替えは5000ちょいくらいからと少し下がった印象で、トルクがもの凄く上がってとても乗りやすくなった印象です。
燃費は、ちょっと悪くなると言われたので、サーキット走行したりもう少し距離を走ってからレビューしたいと思います。
ASMブログ ASM G.T WORKS GENROM(AP2)
■ASM シフトレバー
クラッチ交換のついでに「ASM シフトレバー」も交換してもらいました。
「ASM シフトレバー」は、純正のシフトレバーをベースに、シフトレバー付け根部分を3Dラッピングでツルツルに加工し、シフトハウジング側にWPCハイパー加工を施して、グリスも純正グリスと違ってフッ素グリスを塗布しスムーズなシフトチェンジが可能になる製品です。
ASMからの帰り道の段階では、少し硬さがあって新しくシフトレバーを交換したという感触はなかったですが、フッ素グリスは使うほど馴染んでくるそうなので、少し使って馴染んでくるとシフトフィールはカッチリとしながらもスムースで滑らかになるということでした。
シフトは手で操作するところなので、シフトフィーリングが少しでも良くなったらたらより運転が楽しくなりますね。
■ASM調整式スタビライザー
今までずっとソフトで特に気になることもなく走行していましたが、サーキット走行をするようになったらロールの大きさが気になったので、ハードに調整してもらいました。
しかし根本的には、スプリングをもっと硬くしないとダメとのことでした。
「ASM 調整式スタビライザー」は、 ASM筑波スペシャル2008で採用した調整式スタビライザーの市販モデルで、ベースモデルはAP2-110純正スタビライザーです。
純正が中実パイプなのに対してASM調整式スタビライザーは中空パイプなので、重量面ではやや軽量化になります。
<AP2-110純正基準スタビレート比較>
フロント Soft-95.8%/Middle-106.6%/Hard-118.5%
リヤ Soft-104.5%/Middle-119.4%/Hard-138.2%
■エンジン・デフオイル・NGKレーシングプラグ(R7434-8)交換
エンジンオイル・デフオイルも床下のエアロを外しているうちに作業をしましょうということになり一緒に交換しました。
本当は、来月あたりにオイル交換含めプラグも交換しようと思っていたのですが、今日一緒に作業すれば工賃が浮くという誘惑に負けて、今回作業をしてもらうことにしました。
エンジンオイルは「BILLION OILS エンジンオイル 10W-40」、デフオイルは「BILLION OILS FR-780 (FR/4WD 機械式LSD専用 デフオイル)」に交換しました。
デフオイルはまだいけそうでしたが、エンジンオイルはちょうど良い交換時期でした。
プラグは「ASM G.T WORKS GENROM (AP2)」推奨の「NGKレーシングプラグ(R7434-8)」に交換しました。やはりサーキットを走ると各種消耗が早くなりますね。
■忘備録
タイヤ 103,640km → 105,820km (2,180km)
エンジン・デフオイル 102,404km → 105,820km (3,416km)交換
105,820km →
MTオイル 104,182km → 105,820km (1,638km)
プラグ 105,820km →
クラッチ交換 105,820km →
HさんHaltech号「ASM I.S.Designサイレンサーキット」装着
今週も勢いが止まらないHさん、フジツボのマフラーから「ASM I.S.Designサイレンサーキット」へ交換していました。いや〜、いい音を奏でていました。
茶倉
お昼は、Hさんと元町の「茶倉」へ。
定番の豆乳オムライス美味しかったです。
作業終了後、エンジンかけた時のセルの音の異常が気になったので、早めに修理を行いつつ新しいパーツも投入していこうと思っています。
コツコツS2000LIFE! ブレーキ関連のメンテナンス
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