1泊2日ASMメンテナンス（1日目）

今回の作業メニュー

令和6年3月9日（土）車のメンテナンスをするためASMへ行ってきました。
本日は、福岡へ転勤したH山さんがASMへ来られるというのでとても楽しみにしておりました。

今回は、エンジンオイルが漏れているのを直すため、クランクプーリーオイルシール交換とサーキットを走っているならバッフルプレート付オイルパンを装着した方が良いとのことなので、オイルパンの交換をすることにしました。
それと、デフを壊さないうちに交換しようと思っていたディスタンスカラーの交換作業もお願いしました。

A部先生からこの作業をするならついでに、ステアリング＆サブフレームのリジカラを装着した方が良いとのことだったので、こちらの作業もお願いしました。

■H山さん約1年ぶりにASMへ来店

開店15分前に到着すると、すでにH山さんは到着済みでした。
友人のM本さんと早朝から首都高をぐるぐる走ってから来店されたそうです。

本日は、泊まり作業になるので試乗するなら開店前にということで、早速試乗コースへ出発です。
H山さん、黄ワイド号には久しぶりの試乗でしたが、AP RACING6POTやRECARO RMS、フルピロ、バネレート変更など前回試乗した時とは大幅に仕様が変わっているので、どんな感想が聞けるのか楽しみです。

H山さんの送迎のため新潟からお越しのM本さん/AP2。
S2000で全国どこへでも行ってしまわれるというM本さん、H山さんとは、高校の先輩後輩の仲とのことでした。

試乗が終わっての感想は、バネは硬いけど全然乗り心地は良いそうで、RECARO RMSの硬さはダメだそうです。しきりにAP RACING 6POTを見て「いいな〜」を連発していたので、この後の伏線だったとは。。

M本さんからは、ボディのしっかり感、ブレーキのタッチの良さは横に乗ってても伝わってきたとコメントを頂きました。今後セッティングしていく上で参考にさせてもらいますね〜

開店と同時にリフトに乗っかり作業開始です。
エアロ関係を外している間に、個人的に気になっていた箇所を点検します。

12月に交換したタイヤ、走行距離は2,000kmほど。
FSW2回、筑波1回、TRG1回でこんな感じ。
これは1年もたなそうだなぁ〜

う〜ん、やっぱりオイルが漏れていますね〜
今回のメンテナンスで直るといいなぁ〜

最近話題のピロの抜け問題。黄ワイド号は問題なしでした。
ホッと一安心。

そこへ、ももさんご来店。
仕事の途中だったらしく、A部先生と軽く話してすぐ戻られました。
いろいろと事情が立て込んでいるようで、完全復活までは時間がかかるとのことでした。
復活した際は、また一緒にFSW走りましょう。

■ステアリングリジカラ装着

クランクプーリーのオイルシールを交換する際に、ステアリングギアボックスを外すので、それならついでにステアリングリジカラを装着しましょうということで、A部先生に言われるがままの装着となりました。

帰り道の運転では、なんとなくしっかり感が出てリニアなステアリング操作が出来るようになったと感じました。サーキット走行では、もっとはっきりと効果がわかるかもしれませんね。

■クランクプーリーオイルシール交換

クランクプーリーオイルシールからのオイル漏れが疑わしいということで、

フルーダンパークランクプーリーを外してみると、漏れている形跡を見つけました。
フルーダンパークランクプーリーとの相性もあるのでしょうか？
原因はよくわかりませんが、ASMでは２例目とのこと。

オイルシールを交換してパーツを元に戻して、無事作業終了。
これで、オイル漏れが直るといいなぁ〜

次のオイルパン交換作業に向けて、エンジンオイルを抜きます。
約1,700km走行での交換でしたが、思ったより全然綺麗でした。
前回の交換の時はもっと黒かったけど、この感じならもう少し乗っても大丈夫そう。

オイルを抜く時間を利用して千葉屋へランチに。
この日は、とても混んでいて1時間ほど待ちました。
H山さんは、千葉屋は初めてだったようですが、美味しいと満足されていました。

■スプーンバッフルプレート付オイルパン

お昼を食べて戻ってくると、オイルもすっかり抜けきっていたので、オイルパンを外します。

外したオイルパンは意外と綺麗でした。

なるほどぉ〜、オイルのレベルゲージは、こうなっていたのかぁ〜

スプーンのオイルパンは、この返しがポイントとのことで、他のオイルパンには返しがついているのはあまりないそうです。

あっという間に装着。

■土曜午後のASM

KEIBOBさんのAPローター。
久しぶりに見つけたと思ったら、こんな扱いに、、

元ASM店員の藤井さんも後輩を連れて遊びに来ていました。

H山さんは、何やら凄いパーツの注文と以前注文していたパーツを持ち帰りしておりました。

■ASMディスタンスカラーに交換

続いて、ASMディスタンスカラー交換作業に移ります。
オイルを抜いてみると、まだまだ綺麗でした。

こちらも、あっという間に外されて

バラバラに。
思っていたより全然綺麗でした。

ちゃんとDREXLER入っていました〜（笑）
ヌルッとして滑らかに滑ってチャタリングを起こさせないDREXLER。
離さなくて滑らないからチャタリングを起こさせないOS技研。
A部先生に各社のデフの特徴を教えてもらいつつ、OS技研のデフの良さを説明されて、交換するよう何度も勧められましたが、今回はDREXLERをこのまま使用することに。

S2000のウィークポイントの一つとなっているこのディスタンスピース。
ハードな走りをしているとここが伸縮して、歯の噛み合わせが狂ってしまい最悪ブローしてしまいます。

これを伸縮しないディスタンスカラーに変えて、歯の噛み合わせが狂わないようにします。

ハードな走りをする人もしない人も必須のメンテナンスメニューです。

デフも分解されて、パーツの点検及び洗浄されて行きます。
単にディスタンスカラーを交換するだけでなく、デフのOHもしてくれました。
A部先生、本当にありがとうございました。

ベアリングやオイルシール等は新品に交換です。

分解・洗浄・組立てをしたところで閉店時間となってしまい、残りの作業は明日へ持ち越しとなりました。

帰りは、久しぶりに電車での帰宅となりました。
H山さん、久しぶりの来店にもかかわらず勢いは転勤前と変わらず、躊躇せず凄いパーツを注文しておりました。
そして、何度となく東京楽しいなぁ〜と呟いていたのがとても印象的でした。
注文したパーツが届く頃にまた東京に来るそうなので、またまったりと駄弁って楽しみましょう。

本日、お相手して下さったみなさん、楽しい時間をありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします〜