富士スピードウェイフリー走行を初走行
令和5年2月5日(日)富士スピードウェイのフリー走行を初めて走行しました。
先月、富士スピードウェイのライセンスを取得してから、初のフリー走行となります。
前回は、先導走行だったので、比較的ゆっくりと落ち着いて走行出来ましたが、フリー走行ではどんな感じになるのか分からなかったので、実際に走行して体験してみました。
前回の先導走行で感じたことや出来なかったことなど、自分の中での課題をまとめてみました。
いきなり全部の課題をこなせるとは思いませんが、出来そうな課題をこなして次回の走行に繋げていければいいなと思います。
■今回の初走行での課題
- 安全に走行する
- ストレートを全開走行する
- 1コーナーのブレーキングがどれくらいまで行けるのか試してみる
- ZONE88Bのブレーキフィーリング確認
- 速い車をうまく追い越しさせる
- 水温状況の確認
- タイヤ空気圧走行前・走行後確認
- データロガー(デジスパイスⅣ)動作確認
サーキット走行 準備編
■サーキット走行に必要な物
- ヘルメット
- レーシングシューズ
- レーシンググローブ
- 4点式シートベルト
- シートベルトキャンセラー
- 牽引フック
- 無限5POINTSリアロールバー
- タイヤ空気圧測定器(ゲージボタルEX AGE-600-F48)
- データロガー(デジスパイスⅣ)
初めてのサーキット走行に向けて、必要なものを「FISCO License Textbook」を参考に揃えました。
前から持っている物はそのまま使用して、無い物を少しずつ揃えていこうと思っています。
1. ヘルメット
ヘルメットとグローブは、数年ぶりに押入れから引っ張り出してきました。
ヘルメットは、無地よりカラーリングしてある方が好きなので、派手なヘルメットばかりになってしまいます。
2. レーシングシューズ
レーシングシューズは、10年くらい使用している年代物。
まだまだ使い倒します。
3. レーシンググローブ
レーシンググローブも、数年ぶりに押入れから引っ張り出してきました。
昔、レンタルカートで遊んでた時に2~3度使用しただけなので、まだまだ綺麗でした。
4. 4点式シートベルト
ほぼお飾りだった4点式シートベルトですが、やっと出番を迎えた時には、「TAKATA」がまさか無くなっているとは思わなかったです。
5. シートベルトキャンセラー
4点式シートベルトを使うにあたり、3点式シートベルトを使用していない時の警告音を消すために「シートベルトキャンセラー」を購入しました。
最初は、チタンに惹かれて「R1チタン シートベルトキャンセラー」を奮発して購入したものの、S2000には装着出来ませんでした(涙)
結局追加で「CSOシートベルトキャンセラー」を購入して、無事装着することが出来ました。
6. 牽引フック
牽引フックは、「ASM I.S.DesignトランスフックGT-09(A7075モデル)」を装着しているので、これをそのまま使用しますが、出来れば使いたくないですね。
コツコツS2000LIFE! ASM I.S.DesignトランスフックGT-09(A7075モデル)
7. 無限5POINTSリアロールバー
S2000を購入した時から装着されていた「無限5POINTロールバー」。
8. タイヤ空気圧測定器(ゲージボタルEX AGE-600-F48)
安いタイヤ空気圧測定器では、なんとも心もとなかったので、ASMメカニックの阿部君に教えてもらった旭産業株式会社の「ゲージボタルEX AGE-600-F48」を購入しました。
「マキタの充電式空気入れ 18V MP180DRG」の数値ともほぼほぼ揃っていたので、タイヤ空気圧の調整がしやすくなりました。
9. データロガー(デジスパイスⅣ)
サーキット走行中のいろいろなデータが知りたかったので、データロガーを購入しました。
いろいろなデータロガーがありましたが、1番良さそうだった「デジスパイスⅣ」にしました。
今回、新しく購入した物は、「シートベルトキャンセラー」「タイヤ空気圧測定器」「デジスパイスⅣ」だけでした。意外とサーキット走行に必要な物は揃っていました。
サーキット走行 走行編
朝一の8時50分の走行枠を目指して、5時30分頃出発しました。
気温2度、寒いとなかなかエンジンがかかりません。
東名高速を大井松田で降りて、下道で富士スピードウェイに向かいます。
今日は、天気も良く富士山が綺麗に見えました。
予定より少し早く富士スピードウェイに到着。
気温マイナス2度でしたが、風がないせいかそれほど寒くは感じませんでした。
コントロールセンターにて、走行券を購入。
休日は、30分7,300円。
走行枠は、初めてということもあり「T-4」クラスにしました。
データロガー(デジスパイスⅣ)の外部アンテナをセット。
磁石でくっつくところは、ここしかありませんでした。
電源を入れて、セットしてスマホと連携するところまでは出来たのですが、肝心のデータは記録されていませんでした。
次回、また動作確認してみようと思います。
■フリー走行振り返り
初めてのフリー走行は、思ったより冷静に走ることが出来ました。
タイムを縮める事は、あまり考えず周りを見ながら安全に走ることを優先したことが良かったみたいです。
当面は、タイムを縮めることよりも車の負担が少なくて綺麗なラインでスムーズに走行出来るようになることを目標に、走行して行こうと思っています。
今回、走行前に課題としていたことの振り返りは、下にまとめてみました。
走行前は、課題が多くて全部はこなせないと思っていましたが、意外と全部こなすことが出来ました。
●安全に走行する ◎
全開走行をすると余裕が無くなって周りが見えなくなるかと思ったけど、思ったより落ち着いていて周りを見ながら走ることが出来た。
●ストレートを全開走行する ○
6速全開走行は意外と余裕を持って出来た。
思っていたより1.5kmのストレートが短かく感じた。
データーローガーのセッティングに失敗して最高速は分からなかったので、次回の課題とする。
●1コーナーのブレーキングがどれくらいまで行けるのか試してみる ◎
250mは、かなり余裕があった。
200mもまだ余裕があった。
150mは、少し余裕がない感じだったが、慣れればいけそうな感じ。
●ZONE88Bのブレーキフィーリング確認 ◎
峠の下りでは、よくフェードしていたので、サーキットでどうなるか心配だったが、
富士スピードウェイでは少しフェードぽいフィーリングになっただけだった。
踏力に対してブレーキの効き具合が、多少頼りなさを感じる。
次回は、タイミングが合えばZONE 10Fに交換して違いを感じてみたい。
●速い車をうまく追い越しさせる △
速い車を追い越させる事は出来たが、ウインカーをつけて意思表示するのがうまく出来なかったので、次回の課題とする。
●水温状況の確認 ◎
気温が-2~1度ほどで、水温84℃~94℃の範囲内だった。
次回以降、無限のローテンプサーモスタットやファンスイッチに交換して、水温の変化を確認してみたい。
●タイヤ空気圧走行前・走行後確認 ◎
(左)走行前2.0kPa。(右)走行後2.4kPa
思ったより空気圧は上がるんだなぁ〜という印象。
次回、冷間の空気圧を変えてみる。
●データロガー(デジスパイスⅣ)動作確認 ✖️
電源を入れてスマホとの連携までは出来ていたが、肝心のデータが記録されていなかった。
当然タイムも取れていなかったので、次回の課題とする。
30分間の走行で、約12周ほど走行出来ました。
日曜日の走行枠ということで、かなりの台数が走っていると思っていたのですが、朝一のT-4クラスは思ったよりも走行台数が少なくて快適に走行出来ました。
ただ、次のNS-4クラスはかなりの台数が走っていたので、やはり休日の走行枠は走行台数が多いということはわかりました。
次は、うまく休みが取れれば、平日の走行枠で走ってみて休日と比べてみたいと思います。
前半は、いろいろ考えて走ることが出来ましたが、後半は、少し疲れてあまり集中して走ることが出来ませんでした。しかし、周りに迷惑にならない範囲で気持ちよく自分のペースで走れたので楽しかったです。
長いストレートを全開走行するのも初めてで楽しかったですが、第3セクターのクネクネしている所をあれこれ考えながら走るのがとても楽しかったです。
帰りは、御殿場インター近くの「炭焼きさわやか」で、ゲンコツハンバーグを食べて帰る予定でしたが、開店1時間前に着いたのにも関わらず駐車場はいっぱいで12時30分くらいにならないと食べれないということだったので、諦めて何も食べず帰ってきました。
休日の御殿場をなめていました。
平日の走行枠で走った帰りに、リベンジしたいと思います。
コツコツS2000LIFE! 富士スピードウェイ「Night Racing Experience」
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