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「ASM Shift Boot」

S2000

「春木屋 アルカンターラ製シフトブーツ」から「ASM Shift Boot」へ交換しました

もともとは、前オーナーが「春木屋 アルカンターラ製シフトブーツ」を装着していて、特に不満もなかったので10年以上使用してきましたが、なんとなく経年劣化でやれてきた感じがしてきていたので、シフトブーツを交換したいと考えていました。

そこでいろいろ探してみて、今のと同じ「春木屋 アルカンターラ製シフトブーツ」に新品交換するか「ASM Shift Boot」に変えるかでだいぶ悩みました。

金山さんやメカニックの阿部くんと話をしていて、春木屋さんのシフトブーツのアルカンターラ生地はちょっと違うと教えてもらったのと、助手席を「SP-GN ASM LIMITED Alcantara Version」から「SP-JC ASM LIMITED」に変更して車内がグレー寄りから黒寄りになったので、アルカンターラの黒がより引き締まっている「ASM Shift Boot」に変更することに決めました。

シフトブーツの交換作業中、シフトブーツだけでなく中のウレタンインシュレーターやホルダーなども劣化していたので、一緒に交換をしてもらいました。

ちょっと前に、S2000の純正部品が供給されるというニュースを聞いて安心していたのですが、作業現場のメカニックの人達に聞くと廃盤になっている部品や価格高騰している部品も多く、今後もっと増えてくると教えてもらいました。
今後メンテナンスを出来る状態を保つためには、今からパーツをストックしておかないとダメかもしれませんね。

「ASM Shift Boot」へ交換した感想

■ASMのタグが前に来るのが、あまり好みではない

ASMのタグが前に来るのが、あまり好みではなかったので、後ろ向きに付けようと思ったのですが、赤ステッチの模様が表と裏で違うため向きを変えるのは出来ませんでした。

実際に装着してみたら、写真で見るほどタグは邪魔ではなかったので、まあよしとしましょう。

■シフトブーツの厚み

東レ・黒ウルトラスエード表皮にウレタンを挟み込んで、シフトブーツがしおれちゃうのを防いでいるそうですが、その厚みのためか?2速から3速、4速から5速へシフトチェンジの時に手の平にシフトブーツが触れるのが、少し気になりました。
1速から2速、3速から4速へ変える時は、特に気になりませんでした。

シフトブーツがしおれない分シャッキリ元気なので、シフトブーツが邪魔になることがありましたが、シフトの窪みに深くシフトブーツを入れ込んだら、だいぶいい感じになりました。

■ギアの唸り音が少しだけ減った気が。。

ウレタンインシュレーター交換前は、前はこんなにギアの唸り音がしなかったのになぁ〜と感じていた所だったので、新品に交換した後は、ギアの唸り音が気にならない感じになりました。

パーツを変えたばかりで、意識が集中していていろいろ気になるだけで、慣れてきたらそれほど気にならないことばかりかもしれませんけどね。

■まとめ

評価:★★★★☆ 3

■良かったところ

  • 黒+赤ステッチという見た目だけでなく素材・仕様までRECARO RS-G ASM LIMITED Rubyと同じで質感が良い
  • 東レ・黒ウルトラスエード表皮にウレタンを挟み込んで、シフトブーツがしおれないようになっているので、シャッキリした感じになった
  • 車内が黒で揃ってきて、引き締まった感じが良かった
  • ギアの唸り音が減少したのが良かった

■イマイチなところ

  • ASMのタグが前に来るのが、あまり好みではなかった
  • 2速から3速、4速から5速へシフトチェンジの時に、手の平にシフトブーツが触れるのが、少し気になった

「ASM Shift Boot」は、原材料の価格高騰により在庫がなくなり次第廃盤とのことだったので、予定していたより交換時期が早くなってしまいましたが、見た目が、全体的にかなりシャッキリとして引き締まった感じになったので、「ASM Shift Boot」に変えて良かったです。

本当は、「コンソールカバー」や「ドアの内張り」とかも東レ・黒ウルトラスエードにして黒+赤ステッチで統一していきたいんですけど、価格の上昇が凄くて製品価格が高くなりすぎてしまうこと、純正部品が手に入りずらくなってきているとかいろんな要因が重なって現状では無理とのことでした。

■「ASM Shift Boot」交換費用

「ASM Shift Boot」 19,800円
「インシュレーター」 2,376円
「ホルダー」      352円
 取り付け工賃    5,500円

合計         28,028円

「ASM Shift Boot」とは

ASM Shift Boot」は、RECARO RS-G ASM LIMITED Rubyと同じ東レ・黒ウルトラスエード表皮に、エースクラウン赤5番糸をRuby仕様の縫製ピッチ4±1mmでWステッチして、ASM織ネームを組み合わせ、デパート等に卸す商品を製造している日本国内工場で縫製している製品です。

黒+赤ステッチという見た目だけでなく素材・仕様までRubyスペックのシフトブーツなので、RECARO ASM LIMITEDシリーズやASM KAROマット Rubyと組み合わせることで統一感のある内装になります。

2021年6月に発売を開始しましたが、2022年3月に素材価格大幅アップにより商品として成立しなくなったため廃盤となり、現在の在庫がなくなり次第終了とのことでした。

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