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アライメント関連パーツ交換

S2000

ASM S2000 R/T号のセットアップに関係しているアライメント関連パーツ交換

ASM S2000 R/T号のセットアップに関係しているアライメント関連パーツを交換しました。

今回のパーツ交換の目的は、「車体重心とロールセンターを近づけること」と「走行中のアライメント変化を小さくして安定性を増すこと」、「アライメントの自由度を増やすこと」で「ASM CLEAR WAYS BBSホイール」装着する準備をすることでした。

■交換したアライメント関連パーツ

  • J’S RACING S2000 キャンバージョイント S1
  • J’S RACING S2000 リアロールセンターアジャスター 20mm
  • SUPER NOW 3ピースタイロッドエンド
  • CSO ピロアジャストリアコントロールロッド
  • IKEYA FORMULA キャンバーアジャスターフロントアッパーアーム

■J’S RACING S2000 キャンバージョイント S1

上:J’S RACING、下:ノーマル

J’S RACINGが開発した、最新ジオメトリーパーツで、ナックル下部のボールジョイント部分を偏心させた構造により、フロントのネガティブキャンバーを付ける事ができます。

サーキット走行時のキャンバー不足を解消し、コーナリング時に効率良くタイヤを接地させることが可能で、限界を引き上げてコーナリングスピードを向上させ、タイムアップに大きく貢献します。

新機能として、ハードなユーザーの為にロールセンターアジャスター機能も追加。

純正の高さよりも9mm厚みを増すことで、車高を下げた時のアーム角度を適正にし、ハンドリング向上、コーナリング限界の安定化など様々な効果をもたらします。

従来品ではロールセンターアジャスタープレートを追加しないとできなかったジオメトリー補正をこの製品だけで行うことができます。

さらに、別売りのロールセンターアジャスタープレートを追加することで、車高に合わせたロールセンターの調整が可能に。幅広いジオメトリーセッティングを実現しました。

ストリートからサーキットまで幅広く対応していて、S2000のスポーツ走行時に必須パーツです。

■J’S RACING S2000 リアロールセンターアジャスター 20mm

車高を落としたS2000はロアアーム角度が逆ハの字になり、ロールセンターポイントが下がりすぎます。
車体重心とロールセンターが離れてしまうことにより、ロール量が増え、コーナリングフォースを犠牲にしてしまいます。また、サスペンションストロークも減少して限界が低くなります。

J’S RACINGロールセンターアジャスターを装着することにより、下がってしまったロールセンターを理想位置へ修正(車体重心とロールセンターの距離を短い位置に修正)でき、理想的なサスペンションジオメトリーを実現します。

【装着効果】

  • ロール量の減少
  • タイヤの接地感の向上
  • ステアリングの応答性の向上
  • コーナリングフォースを増大

スーパー耐久、タイムアタック参戦ノウハウから生まれたスペシャルパーツで、ストリート~サーキットまでステージを問わずお使いいただけます。

J’S RACINGでは幾度と無くTESTを繰り返して、S2000のロールセンター修正に最適な20mm、30mmを設定車高別にラインアップしています。

【装着例】

  • (使用例1) 20mm~50mmの車高ダウン車両
          リアロールセンターアジャスター →20mm推奨
  • (使用例2) 40mm以上の車高ダウン車両
          リアロールセンターアジャスター →30mm推奨

※以上の数値はあくまで目安となります。サーキットやサスペンションによって適切な高さを選択して下さい。
※ノーマル車高の車両には装着をお勧めしません。
※16インチホイール車装着不可。

また、ロール軸(フロントとリアのロールセンターを結んだ線)の傾斜角度もS2000をセッティング上で非常に重要なポイントになります。

リアロールセンターアジャスターを装着する際には、必ずフロントのキャンバージョイントS1、S2やロールセンターアジャスタープレートを装着の上、ジオメトリーセッティングを行って下さい。

装着にはプレス作業が必要です。
プロショップでの交換をお勧めいたします。
規定トルクを守り正しく取り付けを行ってください。

交換後に車高合わせ&アライメント調整が必要になります。

※装着後、定期的にボルト及びナットの締め込みチェックを行って下さい。
特にサーキット走行をする前は毎回行って下さい。

■SUPER NOW 3ピースタイロッドエンド

車高を下げたことによって起こる大きなトー変化を解消するために、「SUPER NOW 3ピースタイロッドエンド」を装着しました。

バンプステアとは、サスペンションジオメトリーの中でタイヤが上下運動をした時に起こるトー変化の事で、S2000は走行中のトー変化が大きいので、このパーツの装着はおすすめとメカニックの阿部君に教えてもらいました。

■CSO ピロアジャストリアコントロールロッド

「CSO ピロアジャストリアコントロールロッド」は、リアサブフレームの偏心カムを殺して、かつピロブッシュ化できるので無駄な動きが無くなります。

ホイール装着状態でのトー調整が容易となる様、サブフレーム寄りに調整部を設けました。

ピロボールはダストブーツつき、サブフレーム側の取付穴は専用ボルトナット&固定カムプレートによって偏心カム調整をキャンセルできる様に設計しています。

ハイト調整機能はありません。

【装着効果】

  • 旋回時のリアの安定度は格段に増して、腰や背中に伝わる車のインフォメーションも向上。
  • ブレーキング時の車輌の安定感も向上。

■IKEYA FORMULA キャンバーアジャスターフロントアッパーアーム

フロントのアライメントの自由度を増やして、「ASM CLEAR WAYS BBSホイール」装着する準備をするために、「IKEYA FORMULA キャンバーアジャスターフロントアッパーアーム」を装着しました。

ASMブログを読んでいて、リヤに装着するのかと思っていたんですが、金山さんに聞いたところ、リヤはアライメントの調整範囲が広いので、リヤには装着する必要はないとのことでした。

フロントの方が、アライメントの調整範囲は小さいので、「ASM CLEAR WAYS BBSホイール」装着する準備も含めて、フロントに装着した方がいいとのことでした。

アライメント関連パーツ交換した感想

■アライメント関連パーツを交換した感想

  • 全体的な印象としては、そこまで大きく変わった感じはなかった。
  • 一部分パワーフレックスからピロになったけど、乗り心地に大きな変化はなかった。
  • 車体重心とロールセンターが近づいたことで、曲がる時ステアリングの舵角が少し小さくなったように感じた。
  • コーナリング中に大きめの段差を乗り越えた時の収まり方が、明らかに良くなった。
  • ワダチでハンドルを取られるのが若干軽減されたような気がする?

まだ、ASMからの帰り道だけしか乗ってないので、今後もっと乗っていくと評価は変わっていくかもしれません。

今回は、パワーフレックスにしたばかりで、ピロになるのはなんとももったいない気がするという小市民なくまさんの話を聞いた、メカニックの阿部君とOさんが、良いサスペンションを装着しているならブッシュを全部ピロにした方が、絶対乗り心地は良くなると力説してくれました。

阿部君のS2000は、もうすでにフルピロになっているとのことで、Oさんも近々全部ピロにすると言っていました。確かに阿部号に乗せてもらった時、かなり乗り心地が良かった印象もあるし、いろいろ説明を聞いていて納得出来る部分も多かったので、フルピロでも行けそうな気がしてきました。

とはいえ、まだまだリフレッシュしなくてはいけない所も多々あるし、フルピロはまだまだ先になりそうです。

とりあえず次は、12月に車検が近づいてきているので、定番のオイルとバッテリーの交換をしようかと考えています。

コツコツS2000LIFE! アライメント関連パーツ交換

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