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石垣塾

S2000

「石垣塾」に参加してきました

令和5年8月19日(土)富士スピードウェイP2駐車場で行われた、HONDAの開発ドライバー育成担当の石垣博基氏主催の「P2練習会」通称「石垣塾」に参加してきました。

「石垣塾」は、石垣氏による同乗&逆同乗走行を行いながら運転のクセを矯正してもらえて、9時から16時30分までたっぷり走行出来る練習会です。
さらに今回は、S耐ドライバーやGT300ドライバーなども参加していて、プロドライバーからアドバイスや同乗走行もしてもらえたりととても内容の濃い練習会でした。
費用は、36,000円でした。

参加者が集まってきたところで、みんなでコース設営です。

コース設営が終わった後、簡単なミーティング。
練習会の内容説明と自己紹介、自分含めて初参加は2名でした。

ミーティング終了後、準備をして練習開始です。

初参加の自分には、石垣氏が同乗走行でコース説明や、練習内容・目的を丁寧に説明してくれました。
複数回参加されている方は、各々練習を始めていました。

■練習内容
●ブレーキング  効率的なブレーキのかけ方を練習
●スラローム   「切ったら切っただけ曲がる」領域を使いながらの走行を意識
●定常円(25R,35R) 定常円旋回中のアクセル踏み/戻しでラインが膨らんだり中に入ったりを確認
●オーバル走行/インベタ  なるべく早く自転させて定常円旋回に持ち込む練習
●オーバル走行/アウトインアウト  より実際のコース走行に近い状況で練習

スケジュールに沿って、各自ひたすら練習です。
途中何回か石垣氏が同乗・逆同乗をしてくれてアドバイスしてくれます。
アドバイスをもらって、また走りこむの繰り返しで、自分でも朝より上達したことが明確に感じることが出来ました。

■石垣氏からのアドバイス(忘備録)

・運転操作はスムーズで良い。
・ブレーキは、止める時は止める。
 (いきなりドカンと踏むとABSが弱く効くので、始めに強く踏まず奥でギュッと)
・コーナー進入時にまだ余裕がある
・定常円旋回中のアクセルワークをもっと細やかに。

■練習をして感じたこと(忘備録)

●ブレーキング  効率的なブレーキのかけ方を練習
 →フルブレーキの感覚をつかんだこととABSの効き方の違いを感じれた。

●スラローム  「切ったら切っただけ曲がる」領域を使いながらの走行を意識
 →思ったよりステアリング切っても車は安定して曲がることを感じた。

●定常円(25R,35R) 定常円旋回中のアクセル踏み/戻しでラインが膨らんだり中に入ったりを確認
 →アクセル操作でラインに乗せる感覚。旋回中のアクセルワークが細やかなになった。

●オーバル走行/インベタ  なるべく早く自転させて定常円旋回に持ち込む練習
 →コーナー進入時タイヤの限界付近を使えるようになってきた。

●オーバル走行/アウトインアウト  より実際のコース走行に近い状況で練習
 →実際にFSWで走行した時に、この練習の感覚で曲がれるようになりタイム短縮できた。

食事と給油で抜けた以外はほとんど走りっぱなしの1日でした。1日走りこんだ証としてホイールも真っ黒け。タイヤはもう終わりが見えてきました。

上手い人の横に乗って走りを体感する → ひたすら走り込む → 横に乗ってもらってアドバイスをもらう → ひたすら走り込むを繰り返しで、短い時間で安全・確実に一気に限界値を引き上げてもらえたように思います。 

ブレーキやコーナリングなど自分で限界だと思っていたものが、まだまだ限界ではなかったことを知り、自分の車ってこんなスピードで曲がれることを体験出来て、走りのイメージをかなり変えることが出来ました。
また、ブレーキ・スラローム・定常円・オーバル走行などの基礎練習を繰り返すことで、車の限界領域での動きを覚えることが出来たのも、とても良かったです。

リピーターの方が多い練習会でしたが、実際に参加してみてリピートする理由がよくわかりました。
自分も次に練習会が開催される時は、また参加したいと思います。

練習会後、石垣氏やS耐ドライバーのY氏やGT300ドライバーのS氏らに食事会に誘って頂きました。
GTドライバーになるまでの話やFSWタイム短縮の秘訣、ASMの話題などためになる話や面白い話満載で、とても楽しいひとときでした。

■石垣博基氏

写真は左から石垣博基氏、木立純一氏、武藤英紀氏、柿沼秀樹氏

石垣博基
(株)本田技術研究所 先進パワーユニット
・エネルギー研究所 先進PU研究担当 兼 開発ドライバー育成担当

コツコツS2000LIFE! 日箱

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